塗料の伸び率を基準に、弾性と微弾性の違いが示されています。
JIS A 6909の試験項目では、20度で120パーセント以上の伸び率がある塗料を「弾性塗料」としています。
只、実際の伸び率は20度で200〜400パーセントほどあり、JIS規格の基準を大幅に超えているものがほとんど。これに対して微弾性における規格は存在せず、明確な基準がないため、メーカーによっては多少の差があるものの一般的には、50〜100パーセントほどの伸び率の塗料を示しています。
最近の塗り替えでは、微弾性が主流となってきています。